ヘアアイロンは、電源を切ったあともすぐには冷めません。国民生活センターのテストでは、電源を切って加熱面が71℃以下になるまで平均で10分以上かかりました。使い終わったら、子どもの手が届かない場所に置いて冷ますことが基本です。この記事では、国民生活センターの発表をもとに、ヘアアイロンのやけどを防ぐ置き場所と使い方をまとめます。
確認元:国民生活センター「ヘアアイロンによる子どものやけどに注意!」(2024年8月7日)。確認日:2026年10月29日。この記事は特定の製品の安全性を評価するものではありません。製品ごとの注意は、取扱説明書で確認してください。
どんな事故が起きているか
国民生活センターには、医療機関ネットワークを通じて、2019年度以降の5年間あまりで43件のヘアアイロンによるやけどの事故情報が寄せられています。多くは、保護者が使ったヘアアイロンに子どもが触れたものです。発表資料には、次のような事例が紹介されています。
- 使ったあとの本体を、浴室のタオル掛けにかけていて、子どもの手に当たった
- 電源を入れたままの本体のコードを子どもが引き、本体が落下した
- 洗面台のタオル掛けにかけた本体に子どもが触れた
温度テストの結果
| 項目 | 結果 |
|---|---|
| 加熱面が71℃に達するまでの時間 | 約4秒〜64秒 |
| 電源を切ったあと、加熱面が71℃以下になるまでの時間 | 平均で10分以上 |
| 加熱面以外の部分(筐体) | 多くの銘柄で71℃に達し、最高117℃まで上昇 |
加熱面だけでなく、本体の外側も高温になる製品があることが分かります。なお、資料には、200〜230℃まで設定できる製品があると書かれています。
国民生活センターのアドバイス
- 子どもが近づかない場所に置く。
- 加熱面以外も高温になるため、高温の部分には触れない。
- 電源を切ったあともすぐには温度が下がらないため、冷めるまでの置き場所に気をつける。特に子どもがいる家庭では注意が必要です。
国民生活センターは事業者にも、高温の状態でも収納できる付属品をつけるなど、子どもが高温の部分に直接触れない対策を要望しています。付属のポーチやスタンドがある製品は、取扱説明書の使い方に従って使ってください。
使うときのチェックリスト
- 使う前に、置く場所(耐熱のスタンドやマットなど)を決めておく
- 使い終わったら、電源を切り、子どもの手が届かない場所で冷ます
- 浴室や洗面所のタオル掛けなど、子どもが触れやすい場所にかけない
- コードを子どもが引っ張れない位置に整える
- やけどをしたときは、症状に応じて医療機関に相談する
ヘアアイロンの商品記事
カールアイロンの仕様や使い方は「BAYATAカールアイロン32mmの商品情報と使い方」で紹介しています。購入するときは、最高温度・温度の調整・付属品を取扱説明書でも確認してください。
