白髪染めの製品は、人の頭髪に使うものであれば、「医薬部外品」か「化粧品」のどちらかの表示があることが前提です。さらに、アレルギーを起こしやすい成分(酸化染料)を含む「酸化染毛剤」は医薬部外品で、色をつけるだけの「染毛料」などは化粧品と、区分が分かれています。白髪染めシャンプーを選ぶときも、うたい文句ではなく、容器や箱の区分の表示を確認します。
確認元:仙台市「ヘアカラーリング製品の適正な使用について」(2026年6月5日更新)、消費者安全調査委員会「毛染めによる皮膚障害」報告書の概要(2015年10月23日)。確認日:2026年10月29日。個々の製品の区分や成分は、各製品の表示で確認してください。
染毛剤と染毛料の区分
| 項目 | 書かれていること |
|---|---|
| 区分 | ヘアカラーリング剤は、医薬部外品と化粧品に分かれていて、安全規制は医薬品医療機器等法などに定められている |
| 酸化染毛剤 | 医薬部外品に分類される。主成分にアレルギーを引き起こしやすい物質(酸化染料)を含み、化粧品に分類される染毛料など他のヘアカラーリング剤と比べて、アレルギーを引き起こしやすい |
| 使用前のセルフテスト | 消費者に、使う前に毎回必ずセルフテストを求める製品は、医薬部外品と化粧品の中で染毛剤だけ |
セルフテスト(皮膚アレルギー試験)は、毛染めの前に、アレルギーが出るかどうかを確かめるための方法で、製品の外箱や添付文書では「皮膚アレルギー試験(パッチテスト)」と書かれています。くわしくは「毛染めのかぶれを防ぐセルフテストと、異常を感じたときの動き方」にまとめています。
選ぶときに見る表示
仙台市のページには、人の頭髪に使うヘアカラー製品は、「医薬部外品」または「化粧品」の表示があるものを選ぶよう書かれています。「かつら用」や「雑貨」と表示されたものは、人に使ってはいけません。「白髪染めに最適」「髪にやさしい」といった広告があっても、医薬部外品や化粧品でなければ、人の頭髪には使えないと説明されています。
- 区分を確認する:外箱に「医薬部外品」か「化粧品」かの表示があるか。
- 染毛剤か染毛料かを確認する:白髪染めシャンプーのような商品も、どちらの区分かは製品ごとに違うため、表示で確認します。
- 使用説明書を読む:特に「使用前の注意」「次の方は使用しないでください」の部分。
- 染毛剤なら、毎回セルフテストを行う。
白髪染めシャンプーについて
確認できた公的な資料には、白髪染めシャンプーが染毛剤か染毛料(化粧品)かを、商品の種類だけで決める記載はありませんでした。区分は製品ごとに表示で確認する必要があります。染毛剤である場合は、使う前に毎回セルフテストが必要です。染毛料(化粧品)の場合も、肌に合わないときは使用を中止します。
初めて使う化粧品の試し方は、「化粧品のパッチテストのやり方」にまとめています。ヘアカラーの48時間の観察は、その記事の後半にあります。
白髪染め関連の商品記事
白髪染めシャンプーの商品情報は「KUROKAMINA 白髪染めシャンプーの商品情報」、男性向けの白髪染めは「ビゲン TAKUMI7 ナチュラルブラックの商品情報」で紹介しています。購入前に、区分・成分・使用上の注意を、箱の表示でも確かめてください。
