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化粧品のパッチテストのやり方|腕の内側で試す日数とヘアカラーの48時間

新しい化粧品は、顔に使う前に肘の内側などに少量を1日2回(朝晩)塗り、7日間ほど赤み・はれ・かゆみなどが出ないかを確かめる方法があります(花王の案内)。ヘアカラー(酸化染毛剤)は別で、厚生労働省は2015年の通知で、皮膚アレルギー試験をして約30分後と48時間後に観察することなどを消費者に伝えるよう、メーカーに求めています。除毛剤や家庭用の光美容器にも、それぞれの試し方があります。

確認元:花王(My Kao Mall)「肌と化粧品の相性チェック」、厚生労働省「染毛剤、脱色剤及び脱染剤の使用上の注意について」(2015年10月23日)、国民生活センター「除毛剤の使用による顔などの皮膚障害に注意!」(2019年)、パナソニック「光エステ ES-WP81」取扱説明書。確認日:2026年10月10日。

種類別の試し方の一覧

使う前の試し方(資料にある方法)
種類 試し方 資料
化粧品(スキンケアなど) 肘のくぼみに適量を1日2回(朝と夜)塗り、7日間確認 花王
ヘアカラー(酸化染毛剤) テスト液を塗って約30分後と48時間後に観察。塗った所を絆創膏などで覆わない(使うたびに行う) 厚生労働省の通知(メーカーへの周知依頼)
除毛剤 使用前に少量で試す「使用前テスト」(調査した10銘柄すべてに記載) 国民生活センター
家庭用光美容器 出力レベル1で使う部位に1回照射し、2日後に確認 パナソニック

どれも、手元の商品の説明書に試し方が書かれていれば、そちらを優先します。

化粧品の試し方の手順

  1. 肘のくぼみなど、目立たない場所を選ぶ。
  2. 朝と夜、ふだん化粧品を使うタイミングで、肌になじむ程度の量を指やコットンで塗る。
  3. 7日間続けて、赤み、はれ、かゆみ、刺激、湿疹などのかぶれ症状が出ないかを見る。
  4. 異常が出たら、すぐに流水で洗い流して使用を中止し、皮膚科専門医等に相談する。

花王の案内では、7日間での確認をすすめています。ヘアカラーの通知が48時間後の観察を求める理由は、翌日以降に反応が出ることがあるためです。塗ってすぐに異常がなくても、しばらく続けて見ます。

ヘアカラーは使うたびに48時間後まで観察

厚生労働省の通知(製造販売業者が消費者へ伝えるよう求めたもの)では、酸化染毛剤は他のカラーリング剤よりアレルギーを起こしやすく、これまで異常がなかった人でも、毛染めを続けるうちにアレルギー性接触皮膚炎になる可能性があるとしています。皮膚アレルギー試験は、テスト液を塗ってから約30分後と48時間後の観察が必要で(通知は「なぜ毎回皮膚アレルギー試験が必要なのか」を伝えるよう求めています)、アレルギーでは翌日以降に反応が出ることがあるため48時間後も見るとしています。

テスト液を塗った部分を絆創膏などで覆ってはいけないことも書かれています。かゆみ、赤み、痛みなどを感じたら使用をやめ、医療機関を受診します。

テストで分かること・分からないこと

テストで異常がなくても、体質や体調で反応が出ることがあります。パナソニックの説明書も、テストで異常がなかった場合でも一時的に赤みや痛みが出ることがあると書いています。化粧品の多くは、使用中も「お肌に異常が生じていないかよく注意して使用してください」と表示しています。使い始めてから異常が出たときの考え方は「化粧品が肌に合わない時の目安」にまとめています。

刺激を感じやすいアイテムは特に試してから

針状のものを使う美容液やローラーのように、使用時にチクチクした刺激がある商品は、刺激が使用感なのか異常なのかを見分けにくくなります。説明書の使用頻度と注意を確認し、少ない範囲で試してから使います。針美容液の刺激の注意点は「ESIENCEダーマインショット600の口コミと選び方」、マイクロニードルローラーの衛生管理や使用を控えたいケースは「REXONマイクロニードルローラーの口コミと選び方」で紹介しています。

ジェルネイルの試し方は「ジェルネイルでかぶれる原因と防ぎ方」、除毛剤は「除毛クリームの使い方と注意点」で扱っています。