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化粧品が肌に合わない時の目安|使用を中止する症状と相談の準備

化粧品を使っていて赤み、はれ、かゆみ、刺激、色抜け(白斑等)や黒ずみ等が出たら、使用を中止します。使い続けると症状を悪化させることがあるため、皮膚科専門医等に相談します。これは、化粧品の容器や説明書に書かれている使用上の注意の業界基準の内容です。受診するときは、使っていた商品(成分表)を持って行くと、原因を確かめやすくなります。

確認元:日本化粧品工業連合会「化粧品の使用上の注意事項の表示自主基準」(2014年5月30日一部改正。厚生労働省 薬食発0530第2号の別添)、国民生活センター「除毛剤の使用による顔などの皮膚障害に注意!」(2019年)・「つけ爪による危害」(2008年)、花王(My Kao Mall)「肌と化粧品の相性チェック」。確認日:2026年10月10日。

使用を中止する症状

業界の表示基準では、肌に使う化粧品の添付文書などに、次の注意を表示するよう定めています。

お肌に異常が生じていないかよく注意して使用してください。化粧品がお肌に合わないとき即ち次のような場合には、使用を中止してください。そのまま化粧品類の使用を続けますと、症状を悪化させることがありますので、皮膚科専門医等にご相談されることをおすすめします。

(1) 使用中、赤味、はれ、かゆみ、刺激、色抜け(白斑等)や黒ずみ等の異常があらわれた場合
(2) 使用したお肌に、直射日光があたって上記のような異常があらわれた場合

出典:日本化粧品工業連合会「化粧品の使用上の注意事項の表示自主基準」〔表2〕1-1(2014年5月30日改正)

使っている間だけでなく、使った肌に直射日光が当たってから異常が出た場合も対象です。シャンプー、リンス、口紅、マスカラなどは、色抜けと黒ずみを除いた「赤味、はれ、かゆみ、刺激等」の表示になっています。

「色抜け」「黒ずみ」が加わった理由

2013年、ロドデノールを配合した薬用化粧品の使用者に白斑の症例が確認され、製品が自主回収されました。これを受けて2014年5月に表示基準が改正され、中止すべき症状に「色抜け(白斑等)や黒ずみ」が加わりました。気付かないうちに白斑が出ていた例があったため、「お肌に異常が生じていないかよく注意して使用してください」という一文も加わっています。

赤みやかゆみのようにすぐ分かる症状だけでなく、肌の色の変化も、使用を中止する目安になります。

異常が出たときの手順

  1. 使用を中止する。肌に残っていれば洗い流す(花王のパッチテストの案内では、異常が出たらすぐに流水で洗い流すとしています)。
  2. 症状が続く、ひどい、広がる場合は、皮膚科専門医等に相談する。
  3. 受診するときは、使っていた商品を持参する(国民生活センターが除毛剤について助言している方法。化粧品でも同じように持って行くと原因を確かめやすい)。
  4. 箱や説明書を捨てていれば、成分表示が分かる商品ページを控える。ネイル用品については、医師に見せられるよう成分表を取っておくよう勧められています。

使う前に避けたい部位と使い方

商品の使用上の注意には、傷やはれもの、湿疹など、異常のある部位には使わない旨が書かれていることが多くあります(例:柳屋 ヘアトニック<柑橘>)。初めて使う商品は、顔に使う前に目立たない場所で試すと、反応が出たときの範囲を小さくできます。方法は「化粧品のパッチテストのやり方」にまとめています。

刺激がある化粧品を使うとき

針状のものを使う美容液やマイクロニードルローラーのように、使用時の刺激を前提にした商品もあります。説明書にある「使用を控える肌の状態」や使用頻度を守り、上の症状が出たら使用を中止する点は同じです。針美容液の刺激と使い方の注意は「ESIENCEダーマインショット600の口コミと選び方」、ローラーの衛生管理と使用を控えたいケースは「REXONマイクロニードルローラーの口コミと選び方」で紹介しています。

ジェルネイルの場合は「ジェルネイルでかぶれる原因と防ぎ方」、育毛剤の場合は「育毛剤・ヘアトニックの使い方」も参考にしてください。