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毛穴のつまり(面皰)とニキビのできかた|洗顔・押し出さない理由・毛穴ケアの考え方

毛穴に皮脂がたまった状態は、皮膚科では面皰(めんぽう)とよばれ、ニキビの最初の症状とされています。毛穴の先が開いたものが、いわゆる黒にきび(開放面皰)です。日本皮膚科学会のQ&Aによると、ニキビは皮脂の分泌が多いことと、毛穴の先が詰まることで始まり、毛穴の中に皮脂がたまった状態が面皰です。この記事では、日本皮膚科学会のQ&Aとガイドラインをもとに、面皰のでき方と、洗顔やケアで気をつけたい点をまとめます。

確認元:日本皮膚科学会「皮膚科Q&A ニキビ」(Q2・Q3・Q18・Q23)、同「尋常性痤瘡・酒皶治療ガイドライン2023」(定義の項)。確認日:2026年10月29日。症状には個人差があり、気になるときは皮膚科専門医に相談してください。

面皰(毛穴のつまり)とは

日本皮膚科学会のQ&A・ガイドラインに書かれている、面皰とニキビのでき方
項目 内容
面皰 皮脂の分泌が増え、毛穴の入り口が角化して、皮脂が毛穴の中にたまった状態。毛穴の先が閉じているものを白にきび(閉鎖面皰)、開いているものを黒にきび(開放面皰)と呼ぶ(Q2、ガイドライン)
ニキビの始まり 皮脂の分泌が多いことと、毛穴の先が詰まることで始まる(Q3)
炎症が起きるとき 面皰の中は皮脂が豊富で酸素が少なく、アクネ菌が増えやすい。アクネ菌はどの毛穴にもいる常在菌だが、増えすぎると炎症を起こし、赤いぶつぶつや膿をもったニキビになる(Q3)
炎症が強いとき 盛り上がったあとや、へこんだあとが残ることがある(Q2・Q3)

ガイドラインには、見た目に症状がなくても、ニキビの皮疹の周りには、皮脂が毛穴にたまった微小面皰があることが知られていると書かれています。

洗顔で気をつけること(Q18)

Q18には、ニキビは不潔にしているからできるわけではなく、強くこすったり洗いすぎたりすると炎症が起きて、かえって悪化すると書かれています。毛穴の黒ずみが気になっても、洗う回数を増やしたり、強くこすったりしないでください。洗顔の回数・洗い方・メイクの落とし方は、次の記事にまとめています。

洗顔・保湿・メイクの基本は「ニキビがあるときの洗顔とスキンケアの基本」にまとめています。

「毛穴の中身を押し出す」ことについて(Q23)

Q23には、ニキビの本質は毛穴に皮脂がたまっている状態で、膿を押し出すだけでは、皮脂が残っていれば炎症は治まらないと書かれています。医療機関では、針で皮脂の出口を作り、中心に穴が開いた道具で周囲を押して皮脂を出す処置があります。自分でつぶしても皮脂をうまく押し出せず、中途半端に押すと、かえって炎症が悪化することもあります。毛穴の詰まりが気になるときも、無理に押し出さないでください。

毛穴ケアの製品を選ぶ前の確認点

  1. 区分と表示:化粧品の効能効果は決まっていて、ニキビについては予防の範囲に限られるとガイドラインに書かれています。「毛穴が消える」「ニキビが治る」とは言えません。
  2. 使い方を守る:回数や時間は、製品の説明書に従います。こすりすぎや使いすぎは、炎症の原因になります(Q18)。
  3. 試してから使う:顔全体に使う前に、目立たない部分で試します(「化粧品のパッチテストのやり方」)。
  4. 異常があれば中止する:赤み・ひりひり・かゆみが出たら使用をやめ、症状が続くときは皮膚科へ(「化粧品が肌に合わない時の目安」)。

赤みや膿をもつニキビが続くときの考え方は「ニキビで皮膚科を受診する目安と、化粧品・薬の違い」に、皮膚科でのピーリングの位置づけは「ピーリングは皮膚科でどう位置づけられている?」にあります。

毛穴ケア・洗顔の商品記事

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