ひげ剃りのあとにひりひりしたり、ニキビのような発疹が出たりする「カミソリ負け」は、切れ味の悪い刃、同じ場所を何度も剃ること、乾いたまま剃ること、剃ったあとのケア不足が原因とされています。皮膚科専門医が監修したパナソニックの記事では、予防として、剃る前に肌と髭に水分を与えること、力を入れずに刃を滑らせること、剃ったあとに保湿することが挙げられています。
確認元:パナソニック「UP LIFE」「カミソリ負けの原因と対策を皮膚科医が徹底解説!」(2024年7月19日、日本皮膚科学会認定皮膚科専門医の監修)。確認日:2026年10月29日。メーカーが運営するサイトの記事です。電気シェーバーの使い方は、お使いの製品の説明書を優先してください。
カミソリ負けとは
記事には、出血、ひりつき、ニキビのような発疹が主な症状で、医学的には「尋常性毛瘡(じんじょうせいもうそう)」と呼ばれ、あごや頬の髭を剃ったときに起きやすいと書かれています。カミソリで傷ついた部分に細菌が入り、炎症が起きることで発生すると説明されています。
原因は4つ
| 原因 | 内容 |
|---|---|
| 切れ味の悪い刃 | 髭が引っかかって、肌にダメージがたまる。刃は汚れや水気でさびるため、使用後は洗って水気を取り、湿気の少ない場所に保管する |
| 同じ場所を何度も剃る・力を入れすぎる | 肌を守るシェービング剤が削り取られ、肌荒れや出血の原因になる |
| 乾いたまま剃る | 刃と肌の摩擦が大きくなり、ひりつきが起きる |
| 剃ったあとのケア不足 | 剃ったあとの肌は敏感なので、保湿力の高いローションやジェルでのケアが大切 |
電気シェーバーの当て方(記事より)
- 剃る前:顔の汚れや余分な皮脂を落とし、肌と髭の両方に水分を与える。乾燥しているときは、剃る前にも保湿する。
- ドライ剃り:刃全体を肌に垂直に当て、肌を伸ばして髭を立たせ、ゆっくり逆剃りする。
- ウェット剃り:水、石けん、シェービング剤などを顔につけ、ドライのときよりさらに軽く垂直に当て、ゆっくり逆剃りする。
- 共通:力を込めず、刃を滑らせるように動かす。速く動かすと、髭がうまく剃れない。
- 剃ったあと:シェービング剤をよく洗い流し、ローションやクリームで十分に保湿する。
毎日剃ると肌のダメージがたまるため、必要以上に剃らない、休日は剃らないなど、肌を休ませるタイミングを作るよう勧められています。
カミソリ負けをしたとき
- 冷水、冷やしたタオル、保冷剤などで冷やし、症状が治るまでは毛の処理を避ける。
- 保湿力の高いローションや白色ワセリンで、乾燥を防ぐ。
- 市販の抗生剤入りの塗り薬で、悪化を防げるとしている(使うときは、薬剤師や皮膚科に相談してください)。
記事は、症状が出たときは悪化する前の受診、市販薬で改善しないときは早めの受診、化膿やただれがあるときは市販薬を使わずに受診することを勧めています。放置すると色素沈着が起きて、元の肌に戻すのに時間のかかる治療が必要になる場合があるとも説明しています。
肌に合わない化粧品の目安は「化粧品が肌に合わない時の目安」に、保湿の基本は「乾燥肌の保湿と入浴・洗い方の基本」にまとめています。
電気シェーバーの商品記事
製品の仕様は、「ブラウン シリーズ5 電気シェーバー 52-M1200sの商品情報」、「ブラウン 3010sの商品情報」、「Simmor 電動シェーバーの商品情報」、「パナソニック ボディシェーバー ES-NWRG2-Hの商品情報」で紹介しています。シェーバーの種類によって、顔用・体用・水洗いの可否が違うため、説明書でも確認してください。
