家庭用の光美容器(一般に「光脱毛器」とも呼ばれます)は、説明書の頻度を守り、照射の前に必ず除毛して、初めて使うときは一番低いレベルで試してから使うのが基本です。たとえばパナソニックの光エステ ES-WP81 は、ムダ毛ケアの頻度を「最初の2か月は2週間に1度、3か月目以降は4〜8週間に1度」としています。日焼けした肌やほくろなどには使えません。
確認元:パナソニック 光美容器 家庭用「光エステ(ボディ&フェイス用)ES-WP81」取扱説明書。確認日:2026年10月10日。頻度や使えない部位は製品で違うため、手元の製品の説明書を優先してください。
照射の頻度の目安
ES-WP81 の取扱説明書にある、ムダ毛ケアの頻度です。対象はワキ・ウデ・手・アシ・ビキニライン・胸(男性)・顔(女性)です。
| 時期 | 頻度 |
|---|---|
| 最初の2か月 | 2週間に1度 |
| 3か月目以降 | 4〜8週間に1度 |
| 効果が感じにくい場合 | 3日に1度を限度に試す |
| しばらく使わなかった後 | 最初の2か月と同じ頻度で再開 |
同じ説明書では、同じ場所に繰り返し照射しないこと、照射する部位を変えて翌日以降に使う場合は24時間以上空けること、週3回以上は使わないことも書かれています。「毎日使えば早く終わる」という使い方は、説明書の範囲から外れます。
照射の前に準備すること
- メイクや日焼け止め、香水を洗い流し、素肌にする。ローションやシェービング剤を使った場合は水でしっかり洗い流す。
- 照射する部分を電気シェーバーや安全カミソリで除毛する。
- 除毛後の肌に付いた毛や、水分・汗を拭き取る。ぬれた肌には使わない。
- アクセサリーなどの金属類を外す。
- 本体の発光面や反射板に変形・割れ・破損がないか確認する。
除毛が足りないと、照射のときに熱く感じやすくなると説明書のQ&Aにあります。
初めて使うときのテスト照射
ES-WP81 では、初めて使うときと、しばらく使わなかったときに、皮膚試験(パッチテスト)をするよう書かれています。
- 出力レベル1で、使いたい部位に1回照射する。
- 2日後に肌を確認する。
- 異常がなければ、テストしたレベルで使える。レベルを上げるときは、1レベルずつ上げて同じようにテストする。
- 強い痛みや赤みが出て2日以上続いた場合、レベル1なら使用を中止して皮膚科医に相談する。レベル2以上なら、そのレベルは使わず、レベルを下げる。
テストで異常がなくても、体質や体調によって一時的に赤みや痛みが出ることがあるとされています。化粧品を含めた試し方の考え方は「化粧品のパッチテストのやり方」にまとめています。
使ってはいけない肌・部位・タイミング
| 区分 | 内容 |
|---|---|
| 肌の状態 | 日焼けした肌/肝斑、シミ、ほくろなど暗褐色・黒色の部分/かさぶた、傷、湿疹、あざ、いぼ、吹き出物、毛のう炎、かぶれ、虫刺されなど/血管腫/美容整形部位 |
| 部位 | 目の周り、眉周り、唇、首/腹部(女性のみ)・外陰部 |
| 人 | 成長期の子ども/皮膚疾患のある人/アレルギー体質で化粧品・衣類・金属などにかぶれやすい人/太陽光で肌が荒れやすい人 など |
| タイミング | 薬の服用後1週間/体調がすぐれない時/入浴直後で肌に赤みやほてりが残っている時 |
薬を継続して飲んでいる人は、薬によっては肌が光刺激に敏感になるため、皮膚科医に相談するよう書かれています。「VIO対応」をうたう製品でも、使える範囲は製品ごとに違います。ES-WP81 は外陰部には使わず、ビキニラインは使える部位です。
照射のしかたと、終わった後
- 発光面を肌に垂直に押し当てる。強く押しつけない(皮膚のやわらかい部分が発光面に触れ、やけどの原因になる)。
- 使用中・直後は発光面が高温なので触れない。
- 終わったら、氷水で冷やしたタオルなどでクールダウンし、保湿する。
- 赤みや痛みが出たら使用を中止し、冷やして保湿する。2日以内に治まれば症状の出ないレベルで使い、2日たっても続く場合は皮膚科医に相談する。
製品を選ぶときに確かめたいこと
使える部位、使えない肌色、頻度、テスト照射の方法が説明書にはっきり書かれているかを、購入前に確認すると安心です。光とレーザーの違いは「光脱毛とレーザー脱毛の違い」で、除毛クリームとの違いは「除毛クリームの使い方と注意点」で扱っています。
VIOにも使えるとされるIPL方式の家庭用機器の仕様と使い方は「VIO対応脱毛器の口コミ・評価|5段階IPLを比較」と「Donamo脱毛器(IPL・VIO対応の表示)の仕様と注意点」で紹介しています。
